雑音が素敵な音に変わる瞬間

話脱線

 

今日先日引っ越した隣人から

メッセージが届いた

 

そのメッセージが

なんとも素敵で

ほっこりする内容

そして

少しハッとした

 

その内容が

このお家を取り巻く”音”についてだった

 

住んでると

気がつかない

というか

それがただの騒音としてしか認識していなかった音

 

その音に関する素敵なメッセージ

 

動物の鳴き声や

走り回る子供の足音

中に入りたいと知らせるニャンコがドアをカリカリする音

 

普通に考えたらただの騒音

 

それが

その人にとっては

その環境を取り巻く

素敵な音だった

 

引っ越してしまった隣人

 

その音が

今では愛おしいと

私に教えてれた

 

その人が

ここで過ごして来た中で

聞こえてきた音

彼女がその音を聞いて感じた

瞬間の感情表現が

すごく美しかった

 

心を打たれたと同時に

私はハッとした

 

今、目の前にあるもの

今この瞬間感じていること

その一つ一つが

この瞬間に過ぎ去っていく

過去の記憶

 

振り返ると

もうそこにはない

ただの思い出

 

嬉しいこと

楽しいこと

悲しいこと

辛いこと

全てにおいて

それはもう過去

この瞬間には存在しない

 

それが

どんな状況であれ

感情であれ

もう、その時と同じ瞬間は

もう味わえない

 

そう思うと

 

全てが愛しい

 

 

現状は特別のことがなくとも

 

なんだか

私の取り巻く環境、状況、人々

それが

すごく愛おしくなってきた

 

 

 

この普段聞き慣れた

環境を取り巻く

 

 

人は雑音とも捉える

 

もし

その音が

その瞬間だけのものだと捉えるなら

なんだか

雑音が

愛おしくて

素敵な音に変わる

 

 

そんな音について

今日、隣人の素敵なメッセージから

気づかせていただきました

ありがたや