今日の朝の感覚

今日朝電車が通り過ぎるのを待っていた時

開いたインスタ

 

目に入ってきたあるアーティストのノスタルジックな文章が

なんとも

不思議な感覚を呼び起こした

 

文章は

彼自身の昔の回想

今の状況を昔と照らし合わせ

思い起こした思い出、感情

 

それがなんとも

言えない

 

とても明るい内容ではないのだが

ネガティブな感情が

とても愛おしい

不思議な感じ

 

その時の感情

いいものであれ

悪いものであれ

その時にしか感じれない感覚

 

それが、妙に愛おしい

それを呼び起こしてくれる、

その時の状況、場所、匂い、空気、音

 

自分の五感で感じ

自分の眠ってた記憶を巡らせ

 

それが引き出せた時

なんだか

とても懐かさが身体中を巡る

この感じ

 

彼の文章から

こんなにも深く感じれたこの時間

列車が通り過ぎるのを

ジーと眺めながら、

この瞬間に入れたことに

なんだか、

嬉しくなった

今日の朝

 

パンの焦げた匂いが漂う

通りで

なんだか

ほっこり

 

並木道を通しすぎ

その緑の匂いを嗅ぎ

夏の気配を感じ

 

スカンクがいたであろう

臭かった通り道

スカンクさんの姿を思い浮かべた

 

どうでもいいようなこと

でも

彼の文章を目にした後

なぜか

一つ一つが

愛おしかった