Sofar Sounds で見つけた、お気に入りアーティスト。カナダ編

このSofar Soundsが好きすぎて、

旅行先でこのイベントに参加することをしていた私。

 

今まで結構な数の演奏を見て来て、

その中でも、これめっちゃいい!!!

って思ったミュージシャンいたのです。

 

一つ前で書いた、Titus Bank のように

毎回ではなく、たまーにいいミュージシャンに出会えた時、

ものすごく、テンション上がる。

って言うか、

度を行き過ぎて、興奮しているんですが。。。(自分怖い。。)

周りに、うるさいぐらい言いまくるので、

なんとも迷惑なんです。

 

でも、本当にいい音楽に出会えた時って、

めちゃくちゃ嬉しいですよね。

 

なので、

今回は今まで見て来たSofar Soundsの中で、

これ!!!

って言うものをお伝えしていきたいと思います。

 

まずは、

カナダ編から。

 

Rae Spoon

カナダ、カルガリー出身のノンバイナリーのシンガーソングライター。

 

Rae Spoon を初めて見たのは2013年の頃、カナダのバンクーバーでインデペンデント映画祭をやっていた時。

 

音楽とドキュメンタリーが大好きな私。

そのセットになった、音楽ドキュメンタリーをRae Spoonの音楽人生を追ったドキュメンタリー映画を上映していたのだ。

 

なんだかわからないけど、面白そう!!と思った私は、

その映画を見に行った。

この日は舞台挨拶があり、映画を製作したプロデューサーとRae 本人が会場に来ていた。

 

その時のフィルムがこちら。

www.youtube.com

 

このドキュメンタリーは、Raeが自身のジェンダーの違和感、世間との距離感、そしてのその自己表現として音楽を作り出したことが描かれている。

ここ最近はLGBTQという認識が広く知れ渡ったが、

本当最近までジェンダーに違和感を抱き、劣等感、世間に受け入れられてないということが多かった世の中。

RaeSpoonのこのドキュメンタリーは当時のそんな人々に希望を与えたのではないだろうか。

このドキュメンタリーでRaeは本人が、ゲイであり、トランスジェンダーであることを語っていたが、最近では ”ノンバイナリー” と自分を紹介している。

 

この ”ノンバイナリー”

性という認識を問わない。

宇多田ヒカルも最近、自分のことをノンバイナリーと言ってましたね。

流行り言葉になってるのか、私の友達も最近自分はノンバイナリーであると言っていた・・・。

もうなんでもありの世の中ですね!!

っていうか、

本当は、なんでもありなんです。

 

自分が生まれ持った性

そうであらなければならない概念

ではなく

性別という概念を無くし

人を人として受け入れる。

そういう思いを込めての、ノンバイナリーなんだろう。

と私は勝手に受け止めてます。

 

話が戻りますが、この時映画をきっかけに、Rae の音楽に出会った。

2016年にカナダに来た時、

あそうだ、Sofar Soundsに行こう!

って最初の抽選で当たり、行ったショーにRae が出演ていてびっくり!!

あーー!!!って。

その時の映像がこちら。

www.youtube.com

画像ガタガタ。

 

彼女の音楽は、インディーフォーク、ポップ的な感じで、Rae の声とそのリズム感がなんとも言えない感じがいいんです。

www.youtube.com

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今日この記事を書いてて知ったのですが、

Rea Spoon は2020年にステージ3の子宮ガンが見つかり、ずっと治療していた。

知らなかった。。。

 

しかし、

Rae 入院中にもかかわらず、精力的に活動しておりました。

最近では、Green Glass Ghostsという本を出したり、

曲作りにも励んでいるようです。

本当にすごい。

 

Rae の人生は困難の連続。

しかし、それを乗り越えて来たRae Spoon。

Raeの強さは音楽という自己表現になり、

世に希望を生んでいる。

 

人の強さというのは、諦めない希望から生まれるんだな。

 

早く、Rea Spoon をまた生で見れる日が来ること祈ってます。

いや、信じてます。