Tiny Desk Concert で気になったアーティストさん パート1

私の音楽の情報源は、ほとんどユーチュブ。

half・aliveもNPR Music Tiny Desk Concertを見て知った。

 

NPR Music Tiny Desk Concert というのは、オフィス空間という狭いスペースでコンサートするという音楽配信番組。

NPR自体はラジオ局で、その音楽部門の編集部である人の一言かきっかけけに始まった。このオフィスでコンサートやっちゃおうよ!が形になり2008年から始まり、今となっては人気ユーチューブコンサート配信の先駆けのとも言えるこのチャンネル。

メジャーから、インディーズ、様々なジャンルの音楽を集め、世界各国のアーティストが演奏している。

 

この番組をチェックしていたら、必ず、新しい発見がある。

私も一時期毎日のようにチェックしていた。その時に、気になったアーティストをちょとシェアしたい。

 

Quinn Christopherson

アラスカ出身のアメリカのシンガーソングライター。

彼なんですが、 Tiny Desk Concert 2019年のコンテストに優勝していましたね。

彼の音楽初めて聞いたときは、もう、ズキュン!?!?っていうんですがね、めっちゃ心に響いたんですよね。なんと表現したらいいのかわからないのですが、あまりにも衝撃を受けたので、自分もびっくり。なんなんだこの人!?!?って感じで、もう彼の音楽の世界にハマった。そんな彼の曲ものすごく、パンチがある。彼の感じてきた気持ちをそののままに、音楽にストレートに表現してる。それがいいんです。

タイニーデスクでの彼の演奏がこちら。

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その彼ですが, Erase meを聴いてわかると思うのですが、彼トランスジェンダーなんですよね。もともと生まれた姿は、女の子。そして、それに違和感を感じて今では男の子として生まれ変わり、そのことが、この曲にダイレクトに歌われてるんです。

それが、すごいパワフル。彼自身の心の叫び、劣等感を素直に曲にしている。ストレートだからこそ、私たちにも伝わるのかな。この曲聞いたとき、泣きましたね私。

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私は、コンサートバージョンの方が好きです。。。。。

 

ちなみに彼は、アメリカ人ですが、カナダもアメリカ同様LGBTQに対する認識は結構広まっており、差別なく普通にみんな過ごしてます。(私が知っている範囲での話ですが)

というのも、私がいるカナダは本当に国籍も多様であるのと同様、ゲイ、レズビアン、トランス、クィア、となんでもいます。とても人種が豊かな国です。

そんな環境で暮らしてると、なんの違和感も感じなくなってくるのですが、やはり、そんな環境でさえ自身の性別に違和感を抱き、心の中で戦っている人がいるというのも事実。

 

だから、この彼の曲は、同じような気持ちを抱いている人のボイスそのもの。彼の自身の辛かった時期の感情そのままを歌に表現し、世界中この曲が広がることで、多くの人が救われるのではないでしょうか。

彼の曲は、本当に希望そのもの。

本当にパワフルな曲って、その人の人生が目に浮かびますよね。

 

 

あまりにも、私は彼の曲に心打たれたので、私自身、私はもしかして、性別に違和感を感じているから、この曲に感動したのであろうかと。疑問を抱いでしまった。。。。。

それを、レズビアンの友達に伝えると、笑ってました。。。。あは。

ちなみに、その友達は彼の曲を聴いてすごく感動してました。