イギリスで賞を受賞したり
Royal Albert Hall
でコンサートを果たしたり
イギリスでは多くの人に知れ渡っていた
Laura Marling
しかしながら
国外になるとまだまだ無名
当時アメリカ、カナダでは彼女の名前を知る人は
本当に少なかった
2012年から
Laura はアメリカに渡りソロのツアーを開始
その名も
”Working Holiday Tour"
当時私自身もワーホリでカナダに滞在していた
その彼女のツアーの情報を知り
カナダに到着早々
アメリカ、シアトルに向かう
ダウンダウから少し離れた
Columbia City Theatre
とても小ぢんまりとした
ローカル感溢れる劇場
そのコンサートは開催された
そのステージで
ギター片手に現れた
Laura Marling
一人でポツンと佇むその姿は
とてもカジュアル
イギリスで見てきた彼女とは
全く雰囲気が異なっていた
今回のソロツアー
本当に彼女一人でのツアー
バンドなし
ヘルプなし
とてもアナログ感溢れるコンサート
チューニングする姿
時折音を外しハニカム顔
何とも可愛らしかった
この劇場
ステージは少し高め
少し見上げる感じで
彼女の演奏を堪能した
深く響くギターの音
そのギターの音に合わせるように
彼女の歌声が合わさる
静かな空間に
静かに響き渡るその演奏が
本当に心にしみた
ディープな大人の演奏
そして
それを聞いてる大半の観客が
20代ではなく、少し上の方々だった
フォーク
そして
彼女のスタイル
ディープな歌声
それはまさに
人生経験を積んだ
大人の女性
それに惹かれる観客が
年齢層が少し上になるのは
当前のようだった
一躍イギリスで有名になったLaura
アメリカでの体験したコンサートは
貴重な体験だった
小さな劇場で
近くで見れた彼女の姿は
まさに出だしのアーティストのようだった
とても自然で
そこには観客との境界線がなかった
そのコンサートの思い出から
そして
数ヶ月後
アメリカツアーを終えた
Laura Marlnig
カナダに渡って来た
そのショーもまた
小さな映画館
Rio Theatre
という
地元のに愛されている
古いローカルな劇場
ここでのショーも
とてもカジュアルだった
アメリカからカナダへ
国境を渡って来たその当日のショー
ミュージシャンという職種は怪しまれるのか
検問でひっかかった話など
チューニングはあまり得意ではない話など
とても気さくで可愛らしいLaura
フレンドリーな話をシェアしてくれ
観客からは微笑みが溢れ
会場内はとてもリラックスした空間が広がっていた
演奏が始まると
空間全体が彼女の放つ音に
引き込まれた
深く深く
心に届くその音は
奥底に溜まった感情がこみあげ
震えたつ
本当にかっこいい
ギターの音
Lauraの歌声が
シンプルに響き渡るこの
アコースティックセッティング
ソロのツアー
貴重かつ本当に最高のコンサートだった
この時はたまたま
ツアーのコンサート時期とかぶり
カナダにいた自分
この時気がついたことがあった
それは
その国では有名でも
国外に出ると無名
コンサートの規模が小さくなる
そう
もっと近くでアーティストを見れる
国外ならではの特権(ファンにとって)
貴重なコンサートが体験できる
だから
国、海をまたいでも
私はコンサートに行ってしまうんです
コンサートって本当にいいですね