あの夢のようなコンサート
から
数ヶ月後
私は日本に帰国
余韻も残りつつ
日本に帰ると
どんどんと
元の生活に引き戻されるかのように
淡々という日々に飲み込まれる
あれは幻だろうか。。。
と薄れゆく記憶
そうはさせまいと
日本帰国後も
彼の情報を追い続けた
ある時
ある情報が目に入ってきた
2011年
Ben Howard は
デビューアルバムEvery Kingdom をリリースしたのだ!!!
(ロンドンの地下鉄で見つけたポスター。これ観て、やば!!と一人で興奮)
あの有名なIsland Records
多くの有名ミュージシャンが所属するレコード会社
そしてBen Howard が尊敬するJohn Martyn など多くの著名人を排出している
とても歴史あるレコード会社
このアルバムをきっかけに
瞬く間に彼の名前がイギリス中に知れ渡った
私はいてもたってもいられず
イギリスに行く計画を立て始めた
だって
アルバムリリースとともに必ず起こるのが
ツアー
そのコンサートに行きたかったのだ
日本で一年働き
お金をためながらの準備
予定していたワーホリ計画
イギリスは
抽選が枠が1000人というなんとも少ない
イギリスのワーホリ
それに惨敗。。。。
凹んだ。。。
が
そこで止まっていては何も起こらん
私は諦めない!!!
他の手段を考え
なんとかビザゲットし
イギリスに再び戻るのであった
そして2012年
ロンドン再び上陸
他のコンサート三昧生活をしつつ
Ben Howard のコンサートを待った
そしてツアーが開始
初めに
イギリスから近い
アイルランドでのショー
ってことで
飛ぶ
アイルランドのダブリンへ
ダブリンでは大きめのベニュー
The Olympia Theatre
こんな大きなステージで見るBenは初めてで
Ben Howard との距離が遠い。。。。
もうはるかかなたの存在
しかしながら、嬉しそうにステージにいる姿
観客の声援にも笑顔で答える
心から楽しんでる気持ちが伝わる演奏
そんな素敵なステージに感動した
そんな演奏を2年ぶりに観て
またBen Howard の虜になる
そして
イギリスに戻り
ロンドン公演
ブリクストンにある
Brixton O2 Acamedmy
ここはかなり大きなベニュー
ここでの演奏はミュージシャンにとってもステイスタス
にもなるであろう知らない人はいないであろうベニュー
そして
もちろん本拠地
イギリス
多くの観客を動員し
そのファンの多さ
歓声に
またびっくり
Ben Howard
もうはるかかなたの世界の人
嬉しい反面
寂しい
という気持ちを抱えつつも
演奏が進む
しかし
やはり
こんなにまで
多くの人に演奏を届けられるようになり
嬉しそうにしている観客のエネルギーが
嬉しかった
ステージの上の存在
ではあるけど
この空間を作り出し
共有してくれる
Ben Howard の音楽に
本当に感謝しかない
そんなありがとうの気持ちが
コンサート会場いっぱいに広がってた
その暖かいエネルギーの感情が
みんなの心の中に刻まれ
記憶になる
私自身も
この時のコンサートをすっかり忘れてたけど
動画残しておいてよかった
自分で見返し
またあの記憶がよみがる
(重低音が。。。。。)
過去の記憶
もう戻ることない
過ぎ去ったもの
今この目の前にはない
見えないもの
だけれども
その時感じていた感情というものは
深く自分の奥底に
ちゃんと刻まれていた
それが蘇る瞬間
次元が歪み
人は過去に戻れる
意識での中では
皆
タイムトラベラーなのだ